もう終わってしまいましたね、夏休み。
アトリオンでは色んなイベントが行われていました。
子どもたちの好奇心に満ちた眼差しがまぶしかった、オルガン・ワークショップ。
2回目の開催となり、アートと街の距離がぐっと縮まったカジュアルアーツ。
この夏、アトリオンを包んだ暑い熱い空気をお届けします。
アトリオン催しものごあんない9月号
↑クリックすると、PDFファイルが開いて「アトリオン 催しものごあんない9月号」のトピックスと表紙が見られます。
今月の表紙のご紹介
今月は夏休み特別バージョンということで題字を変えてみました。
書いてくれたのは秋田で活動している若き書道家、佐藤佳奈さん。
彼女は今回のカジュアルアーツフェスタで、オープニングアクトを行いました。
カジュアルアーツを象徴する漢字一文字をその場で考えて書く、というものでしたが
その漢字は「熱」でした。
確かに!
今年の夏はあつかった!
そんなこの夏を象徴する一文字であり
今回のカジュアルアーツのテーマ「暑!熱!Arts!(アツ!ネツ!アーツ!)」とも共通する一文字だと思います。
佐藤佳奈さんが文字を書いている姿を見て
「これはアートだ!」
と思いました。
「書道」と聞くと古めかしい、よくわからないなどとイメージされやすいですが
佳奈さんが筆を運ぶ様子はエネルギーに満ち、何かが乗り移っているようでした。
そして、書かされているのではなく、自分が書きたいから書いている。
書くのが楽しくてたまらない!と全身で語っています。
そんな様子を見て、「この人にアトリオン催しものごあんないの題字をかいてもらえないだろうか」と強く思いました。
恐る恐る近寄って話しかけてみると
「いいですよ!」
と、笑顔の返事。
こうして今回のアトリオン催しものごあんないは出来上がりました。
誰に見せても自慢できる、いい紙面に仕上がったと自負しております。

カジュアルアーツでの制作の様子。
自然とまわりに人が集まってきます。
・編集後記・
突然ですが、来月から催しものごあんないの担当者が変わります。
昨年10月にリニューアルしてから1年間、
読者の皆さんに少しでもアトリオンを身近に感じてもらいたい、との思いで
様々な企画を考えてきました。
アトリオンはオープンして20年経ちます。
秋田の街並みにもなじみ、「アトリオン」というと
秋田の方なら誰でもわかるランドマーク的存在になっています。
ですが
絶えず人が集まる文化の発信地に、
今もなっているかというと、まだまだ課題は山積みです。
でも変わることをおそれてはいけません。
そこで
アトリオンの催しものご案内の役目として
ただ催事案内するだけではつまらない。
アトリオンに来るとこういうイベントをやっています。
こんな楽しみ方もあるんですよ。
という提案をしたいと考え
「アトリオン催しものごあんない」で終わるのでなく
「アトリオンの楽しみ方ごあんない」
のつもりで作っていました。
アトリオンの魅力、伝わっていたでしょうか。
アトリオンにはまだまだ、私が探しきれなかった数々のチャームポイントが転がっています。
ぜひぜひアトリオンにお越しになって探してみてください。
スタッフ一同お待ちしています。
最後になりましたが
この「アトリオン催しものごあんない」の印刷を担当していただいた
太陽印刷株式会社の菊地さん。
ありがとうございました。
私の突拍子もないアイデアをまとめられたのは
菊地さんの協力のおかげです。
そして
今まで「アトリオン催しものごあんない」を読んでいただいていた方々。
ありがとうございました。
皆さまの気持ちに少しでも残るように
毎月試行錯誤していました。
少しでも良いものを掲載しようと努力できたのは
皆さまのおかげです。
ありがとうございました。
さて、来月からはさらにパワーアップした紙面を皆さまにお読みいただけるように
次の担当者があれこれ頑張っている最中です。
お楽しみに!
アトリオン催しものごあんない 企画・編集 佐藤