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オルガニスト、環境問題をまじめに考える

トマト、ランポン(マーシュ)、レタスなどの量り売り。果ては巨大かぼちゃの前におかれた包丁で自分で好きなだけ切って買う、切り売り。(余談ですが、カボチャの煮つけが食べたかったので買いました。でも煮物にはまったく不向きでした!)

 ジュネーブに住んでいた頃、スーパーマーケットでは量り売りの野菜が多く、とても助かりました。必要な量だけ袋に入れ、秤にのせ、商品を選択するボタンを押すと、自動的に値段が書かれたシールが出てくる。なかなか便利なシステムです。
そしてこちらから要求しない限り、いわゆるレジ袋(コルネと呼びます)はもらえませんでした。だから、いつもキャンバス地の大きな袋を持参しての買出しですが、まったく面倒だとは感じませんでした。
また当時、野菜や卵、肉などをパックする簡易トレーは化学製品ではなく、古紙をリサイクルしたもので、ほとんが漂白されていない汚い色のものでした。

 市内の公共交通はトラム(路面電車)、トロリー・バス。郊外に向かうバスだけがガソリン車です。
そして80年代中頃には、当時のGATT本部、現在のWTO本部前の交差点で手動でのアイドリング・ストップが義務付けられました。ちなみに、日本で初めてアイドリング・ストップのバスに遭遇したのは80年代後半、三鷹市まで練習に通っていた頃でした。
ジュネーブでは2003年9月から、3600名の自治体職員に自転車の使用、ウォーキング、公共交通の利用を促し、カーシェアリング、自動車の相乗り通勤なども行われているそうです。(ICLEI -持続可能性をめざす自治体協議会による)

 ご存知のようにスイスは山に囲まれた小国で、観光が大きな産業です。ですから、ツェルマットのようにガソリン車の乗り入れを禁止して環境を保護するなど、以前から努力をしていました。
それでもスキー場の標高はどんどん高くなる一方だそうです。2005年には美しいルツェルンの街が水浸しになりました。

 この20日から、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏のドキュメンタリー映画『不都合な真実』が全国で上映されています。残念ながら秋田では見られませんが、これと同時に出版された『不都合な真実』(ランダムハウス講談社)を早速読みました。

 スライドを使う氏の講演のように写真が多用され、現在の私たちの地球の状態が手に取るように分かります。一言で言えば、『怖い』です。この冬、秋田ばかりでなく世界中が異常気象に見舞われているニュースが流れています。これが単にエルニーニョ現象によって引き起こされているものではないことは、誰しも気づいていることではないでしょうか?

 我が家の庭にある蕗も、大寒のこの時期に芽を出し花を咲かせそうになっています。可哀想にこの先雪が降ったら、どうなるのでしょう?
ふきのとう1.bmpふきのとう2.bmp

 ゴア氏は私たち一人一人がすぐにできる10の事を提案しています。それはほんの少し環境のことを考えて実行すればよい簡単なことです。ジュネーブで行われていたような小さなことを積み重ねていけばよいのです。

 南極や北極の氷が解けること、アマゾンの原生林が焼かれることなんて私たちの日常に関係のない!なんて思っている方、『不都合な真実』を是非ご覧くださいますよう。

ゴア氏の言うように、まず「知ること」から始めよ!ですね。


香取智子 wrote|Date:07.01.22|コメント (1)

コメント

身の回りは危険だらけなんですよね。
環境問題が、「大変だよね~」から、
「やばいよ」と実感できるところまで、
現実問題になってしまったのは、非常に残念なことです。

そういえば、三村奈々恵さんというマリンバ奏者も、
随分環境問題について書いていて、
『不都合な真実』についても触れています。
http://nanaelog.com/
オルガンとコラボなんていかがでしょう?

投稿者: エタノールくん | 2007年01月23日 09:52

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