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オルガニストが綴るブログ 音楽のソムリエ

オルガンは何でも屋?

お久しぶりです。

 コンサートなどが続いて、ちょっと留守をしていました。
 
 5月13日の母の日には、オルガン講座の出身者とサクソフォンのソロやアンサンブルとのオルガン・コンサートがアトリオンで開かれました。母の日にちなんで女性にまつわる曲を中心に集めてみたのですが、やはりオルガンは聖母マリアにまつわるものが多くなりました。聖母マリアが身ごもったことを知った時、親戚のエリザベトを訪ね、神に感謝を捧げたマニフィカト(わが魂は主をあがめ)は、多くのバロック期の作曲家が残しています。
フランス古典期、北ドイツ・オルガン楽派のブクステフーデ等、そしてかの大バッハも…
 カトリックの国だけでなくプロテスタントでも愛されたマニフィカトですが、こういう曲目が並んだコンサートもなかなか珍しいものだと思います。
 でも、簡単な解説を流しながら進めたら、なんとか初めての方にも違和感なく聴いていただけたようでした。
 オルガン音楽の半数以上は、目的があって作られた実用音楽?のようなものです。ですから、どういう時に使われるのかを知ることも、オルガン音楽理解には必要なことなのでしょうね。
 最近、美術でもNHKの『迷宮美術館』のような番組で、色々な視点から美術を眺める興味深いものがあります。音楽は美術よりも抽象的なものですから、より一層、色々な視点から眺めていくことが理解を深めることにつながるように思います。
 
 その他の曲はアルルの女(これは、男を破滅させてしまうこわーい女性)、亡き王女のためのパヴァーヌ(これはモデルのない王女様)等でしたが、アルルの女のファランドールをサクソフォン・アンサンブルと経験したのは、なかなか楽しくエキサイティングなものでした。
オルガンは打楽器パートが中心で、なんと連打!!です。(オルガンで打楽器、プロヴァンス太鼓を担当するなんてすごいですよね) 
スペイン古典で打楽器の効果を出すために半音を重ねる奏法がありますが、今回はそれを使わせていただきました。
アルルの女


 だんだんテンションが上がっていくと、サクソフォン・アンサンブルとばらばらになってしまう危険性を孕んでいましたが、本番はばっちり!! 舞台袖でみんなで思わず、やったー!!と盛り上がってしまいました。

 最後は王道のバッハで締めました。これは私が担当しましたが、バッハはすごい! 弾いていてこう実感しました。最近少しバッハから離れていましたが、オルガン音楽の原点はやはりここにあるのですね。バッハに惚れてオルガンに踏み込んでしまった私なのに、こんなことを今更思うなんて…


香取智子 wrote|Date:07.05.24|コメント (1)

コメント

アルルの女ドラマティックでした☆しかも締めのバッハ激シブです♪♪

投稿者: 亀仙人 | 2007年06月07日 16:43

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