ホワイト・アスパラがやってきた
毎年この季節になると、うわ言のように繰り返す言葉があります。
『ホワイトアスパラが食べたい!』
今年もいつものようにこう呟いた翌日、なんと北海道からアスパラがたくさん送られてきました。
教え子のMさんが、コンサート・ツアーで札幌に立ち寄った折、アスパラの詰め合わせを贈ってくれたのです。アスパラを見たら私の顔が浮かんだとか…おそるべし、アスパラ・パワー。
アスパラは鮮度が命。早速、茹でたアスパラにじゃがいも、そして溶かしバターと、もっともシンプルないただき方をしました。瞬く間にペロッと一皿いただいて大満足!!

私がアスパラと出会ったのは、南ドイツのアルプス地方まで遠足?に出かけた時のことです。目的はいまや世界遺産となったヴィースの巡礼教会(Die Wies)での師匠のコンサートに同行し、周辺地域のロココのオルガンを見学することでした。
ドライブの途中で立ち寄ったアルプス山中のレストランで、初めて口にしたアスパラ。定番のオランデーズ・ソースをつけてむしゃむしゃ頬張ると、香り豊かなやさしい味が口いっぱいに広がりました。
スイスに戻ってから、一束(といっても2キロくらいある?)買って茹でてみました。けれど、ホワイト・アスパラの茹で方を知らず、えぐみが残ってしまい、それ以後手にすることはありませんでした。
それでも、最近はネットで値段を調べては、ため息をつくのが初夏の年中行事。
日本ではグリーンアスパラが主で、ホワイト・アスパラはなかなかの貴重品です。今回、初めて国産のホワイト・アスパラをいただき、もっとこの味を知っていただきたいと思いました。缶詰のホワイト・アスパラのイメージでは悲しすぎますから…
最後に、アスパラの茹で汁は、ドイツ人と同様、スープにしてこれまたおいしくいただきました。

グリーンアスパラはちょっとイタリアン
追記: 食糧問題をめぐるサミットがローマで開かれています。
穀物によるバイオ燃料を進めたい、持てる国アメリカ、ブラジル。それに対抗して、麦わらを活用したバイオ燃料開発に補助金を出すことにしたデンマーク。
米の輸出制限をかけるインドや中国などアジア各国。投機マネーetc.
さまざまな要因によってアフリカなどの穀物輸入国が暴動までおきる食糧危機に陥っています。
勿論、私たちも小麦や大豆の値上がり、飼料の高騰、原油の高騰による物価の上昇を目の当たりにしています。日本でのブランド物の売り上げが減少しているとうニュースもありました。
人間が生きるための基本となる食糧をめぐって、世界が今、ゆれ始めています…
香取智子 wrote|Date:08.06.02|
コメント (4)
コメント
こないだ、TVで、要ジュンが、料理番組で
ホワイトアスパラを使って料理していましたよ☆
たしかにーエグミとるためにレモン入れたりなんやかんやしていました。亀は要君に夢中で・・♪
作り方は見ていないんですが~
かっこいいうえに、料理が得意なんてやばいですね。
でで、
香取さん、オランデーズソースって何味ですか!?今はじめて知りました。未知の味です。
すべてマヨネーズなので・・・
オランデーズソースは溶かしバターの上澄みに卵黄、酢という組み合わせなので、まあマヨネーズ的かな。でも、味はもっとまろやかです。
高級な?ものは白ワインやベルモットなども入れたフレーバービネガーを作ったりする手の込んだものらしいので、そうなると立派なおフランスのソースということかな?
ホワイトアスパラガス・・・
なんと美味しそう!で、懐かしい話題!
4年前の5月、ザルツブルクを起点にオルガンめぐりをしましたが、あの時、どこのレストランでも旬の味「ホワイトアスパラガス」がメニューに並びましたね。
そして、つくしんぼうの様な物がお肉の上に・・
聞けば「野生のアスパラガスでございます」と
ウエイター、(あっ!ギャルソンか?)が答えた。
それは、我々が目にする「グリーンアスパラガス」とは
色こそ同じでも、味、香りはまったく別物。
美味しかったぁ・・・。
私にとって、「ホワイト」も「野生」も初物。
そのシーズンにいただけて、長生きできる!と
とてもお得な気分になった旅行でございました。
なんと、横手はグリーン・アスパラの3本指にはいる産地なのだそうでね。
どおりでこの季節、秋田産のアスパラがたくさん出回っていますよね。
アスパラギン酸のことばの元になるくらいのお野菜ですから、栄養たっぷり。
お料理も簡単だし、楽しんでいただきましょう!