森で懐かしい人に出逢いました
シルバーウィークの20日、『コムソベーラ』という秋田市の創作オペラの会の第4回の公演がありました。
1997年に第一回公演が行われて以来、数年おきに新作オペラを公演されています。今回は5年ぶりとのことで、自然環境の大切さをテーマにした『アルベーロの森』でした。

キャストもオーケストラも、秋田で活動されている方がほとんどで、いわゆる市民オペラです。
脚本から監督、はては衣装まで担当されたのは、『コムソベーラ』代表の越後谷慶子さん。
そして、第2回公演以来作曲、指揮をしているのが、現在、佐賀大学の文化教育学部で教鞭をとられている橋本正昭さん。
実は、彼は大学院の同期生。
大学院では、スコア・リーディングを2人だけで受講した仲?です。彼は、作曲専攻だからできるのは当然なのですが、オルガンの3段譜、多くても4段譜を読むことが日常の私は、カルテット程度のスコアはクリアできても、オーケストラのスコアまでは、とてもとても読めません。結果、当然ながら私は足を引っ張るわけで、今もって何で自分がスコア・リーディングの授業を取ったのか不明です。
とにかく、そんな大学院以来の邂逅。懐かしかったです。
彼は国立音大の付属高校で教えていたこともあり、ヴァイオリンの渡辺玲子さんの伴奏者、ピアニストの坂野さんの担任でもありました。
最近、色々な人々とのつながりを感じる機会が増え、年なのかなあ?などど思ってしまいますが、やはり音楽という世界で生きているのだから、当たり前ですね。
ついでながら、秋田南高校出身で、ブラスの世界で有名な天野正道さんも大学院の同期です。
彼とアトリオンで遭遇したとき、「えっ?なんでここにいるの??」という状態で、お互いにまじまじと顔を見合わせたことを思い出しました。
なんて、私の懐かしい人のお話になってしまいましたが、市民の力で創作オペラを作り上げて行くエネルギーは凄いと思います。そして、決して簡単ではない新作オペラに挑む、秋田の音楽人、音楽好きの底力も垣間見たような気がしました。
それはもちろん、オペラ・ハウスでプロが演じるオペラから得られるような、圧倒的な感動とは異質のものです。けれど、市民オケ、ブラス、合唱団といったそれぞれの活動が一緒になって、ひとつの舞台を作り上げて行くことは、とりもなおさず秋田の文化力がupすることにつながるのではないか、と感じた公演でした。
香取智子 wrote|Date:09.09.23|
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